【大河ドラマ】2018年1月スタート「西郷どん!」で薩摩隼人の虜になる

鹿児島が舞台だった「第47作篤姫」に続き、第57作となる「西郷(せご)どん!」が2018年1月の日曜8時からスタートします。

内容は、簡単に言うと、「男にも女にも“日本史上最もモテた男”」をキーワードに、西郷さんの人生を描いた作品となっています。

明治維新のヒーロー・西郷隆盛には、肖像写真が一枚も残っておらず、その生涯は謎に満ちています。

西郷は3度死んだ男。2度の島流し、3度の結婚を経て、類まれな「勇気と実行力」で徳川幕府を転覆し、維新を成し遂げますが、最期は明治新政府と戦い命を散らします。

その素顔は、脇は甘く、愚直でうかつ。けれど、彼に出会ったものは皆、西郷が好きになり、愛嬌あふれる男の周りには、いつも“笑いと愛と波乱”が満ちています。

極貧の家に育った男は「すべての民が幸せに暮らしてこそ日本国は強くなる」と信じ、人を愛し、故郷を愛し、国を愛し、民を愛し・・・“見返りを求めない愛”を与え続けました。

人は親しみを込めて、男を『西郷どん(セゴドン)』と呼びました。

引用元:NHK

少し西郷さんプロフィールについて、見てみましょう。

西郷隆盛のプロフィール

【生年月日】
1828年1月23日生まれ

【出身地】
鹿児島市加治屋町

【死没】
1877年9月24日 49歳

【身長/体重】
178cm/108kg ※45歳当時

【座右の銘】
敬天愛人(けいてんあいじん)
※天を敬(うやま)い、人を愛すること。

【プライベート】
・愛犬家(20匹飼っていた)
・喫煙者で、酒は強い方ではなかった
・3度結婚
 ※伊集院須賀/とま(愛加那)/イト(絲子)

【子供の頃】
よく食べ、体格が良く、腕っぷしも強く、仲間を守るためグループと喧嘩をしたとき、相手に後ろから切られて右腕が曲がらないという後遺症を負うほど「仲間を大切」にしていた。
そんな頃、父・母も他界し、一人で西郷家を支えるべく「猛勉強」を始める。

【出世のきっかけ】
島津斉彬に提出した意見書「藩内の農民が重税に苦しみ、いかに困難な生活を強いられているかというようなことを切実に訴えた内容(内容は諸説あり)」が、島津斉彬から認められ、下級武士から出世の道を自ら切り開く。

【性格エピソード①】
薩長同盟や江戸城の無血開城など、政治的解決能力にも長けており、決して自分の出世の為ではなく、敵であろうと相手の事も考える、器のでかい男でした。
また、「人の失敗を許し、人のために尽す」ことができる人徳者。

【性格エピソード②】
幕府を倒し大役をはたしたが、新政府になっても威張ることなく、贅沢もしなかったといいます。

当時は月に500円(500万円としておこう。。)の給料に対して、東京日本橋小網町の賃貸に住み、家賃は、3円(3万円としておこう。。)だったという。生活費は書生も含めて15円(15万円としておこう。。)で残りの480円(480万円としておこう。。)は大蔵省へ返却の申し出を行ったが、受け付けられず、皇居の修理費や書生、近衛兵たちの学習費や小遣いに充てたとされています。

肖像画は親戚たちを参考に描いた

明治維新を成し遂げた男の有名な「顔」は皆さんも一度はみたことがあると思います。


出典:http://historivia.com/cat3/saigo-takamori/1861/

実はこれ、西郷さんが亡くなった、翌年1878年にイタリア人画家・キヨソネが知り合いからの証言をもとに描き、さらにその肖像画を参考に、顔の上半分を西郷従道(弟)の顔、下半分を大山巌(従兄弟)の顔を合成したということは有名な話です。

なぜ写真がないのか?

日本にカメラが伝来したのは1841年の島津斉彬に献上されたものが最初と言われています。
このカメラは、30分はじっとしていなければならず、今のように気軽に撮れるものでは無かったようです。

写真がない理由は諸説ありますが、西郷さんが「大の写真嫌いだった」説が一番有力だと思います。他にも「暗殺」の危険などあったため、数少ない写真も処分した説など色々と言われています。

明治天皇が功績のあった各藩士の写真を出して欲しいと命じても、なんと「お断り」したらしいです。

「おい(どん)は、よかッ!」(私は結構です。NOの意味。)と聞こえてきそうですね。

簡単ですが、西郷さんのプロフィールでした。
さて、本題に戻りましょう。

原作と脚本の女性クリエーターコンビがアツい!!

もう言わずと知れた、業界トップのお二人が「女の視点」で、男の中の男「西郷隆盛」に切り込みます。

【原作】 林真理子

<プロフィール>
小説家。山梨県出身。『最終便に間に合えば』『京都より』にて直木賞、『白蓮れんれん』にて柴田錬三郎賞、『みんなの秘密』で吉川英治文学賞他、話題の著書多数。「西郷(せご)どん!」は「本の旅人」(KADOKAWA)にて連載中。

【脚本】 中園ミホ

<プロフィール>
脚本家。東京都中野区出身。ドラマ『ハケンの品格』で放送文化基金賞、『はつ恋』『Doctor-X外科医・大門未知子』で向田邦子賞、橋田賞受賞。連続テレビ小説『花子とアン』等、数々の話題作を執筆。

引用元:NHK

大河ドラマ「西郷どん!」の物語

西郷隆盛(小吉、吉之助)は、薩摩(鹿児島)の貧しい下級武士の家に育った。両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働くが、困った人を見ると放っておけず、自分の給金も弁当も全部与えてしまう始末。西郷家はますます貧乏になり、家族は呆れかえるが、西郷は空腹を笑い飛ばす。

そんな愚直な西郷に、カリスマ薩摩藩主・島津斉(なり)彬(あきら)が目を留めた。「民の幸せこそが国を富ませ強くする」と強く主張する斉彬に、西郷も心酔する。西郷は、斉彬の密命を担い江戸へ京へと奔走。薩摩のキーパーソンとなっていく。

生涯の師・斉彬との出会いと別れ。篤姫との淡い恋。仲間との友情と反目。多感な青年期を経て、3度の結婚、2度の島流し…。極貧の下級武士に過ぎなかった素朴な男は、南国奄美で愛に目覚め、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げて行く。

参照元:NHK

来年の1月の放送開始が待ち遠しいですね!

ちなみに、今年の夏頃がクランクイン予定だそうです。

また、カゴシマが盛り上がること間違いなしですね。