【観光スポット物語vol.6】14年前のたまて箱 in 喜び入る駅『喜入駅』
物語のあらすじ 32歳にして大学受験を控える僕は、久しぶりに家族を連れて鹿児島の実家に帰省すると、合格祈願などで喜び入る駅『喜入駅』の切符が人気と知る。 さっそく妻と娘と3人で駅に向かうと、ちょうど指宿枕崎線を走る『特急…
物語のあらすじ 32歳にして大学受験を控える僕は、久しぶりに家族を連れて鹿児島の実家に帰省すると、合格祈願などで喜び入る駅『喜入駅』の切符が人気と知る。 さっそく妻と娘と3人で駅に向かうと、ちょうど指宿枕崎線を走る『特急…
01. 地元に帰ってきても標準語 うん。まぁ、これくらいはまだかわいい方だな。 02. 「東京ってさ〜」と自ら語り出す うん。東京代表なのは分かった。 03. 東京の知り合いの武勇伝をあたかも自分の武勇伝のように話し出す…
「夏がきた。」 初夏の匂いは、不思議なものでふとした瞬間に、南風に乗ってやってくる。 どこかはっきりとしない夏の懐かしい記憶とともに。 短大卒業後、製菓会社に入社後1年で、さっそく転勤で鹿児島から大阪へ転勤になり1年がた…
「1ヶ月間インドに行ってくる。」 思い立ったら即行動の私は、中学からの親友に連絡を取り、すぐにインド行きが決定した。 インド行きを決意した私と友人に対して、当時女性へのレイプ事件が多発していた為、何も知らない女性2人で行…
「あの日見た夕焼けと何も変わらん。」 東京駅周辺の高層ビルが立ち並ぶ間を、多くの人がそそくさと家路へ向かう。 いつもの見慣れた光景。 購入した温かいコーヒーが入った袋とチョコレートを握りしめ、東京駅の中でも一番高い高層ビ…
-父「じゃっどな〜!こげな冷たいご飯と妻で、もう家ん中でオイに温かいのは、こん焼酎のお湯割りと便座だけやっ!笑」 霧島連山の雄大な自然や、そのふもとから湧き出る温泉に恵まれた地。 鹿児島県霧島市。 風が心地よい春の夜、台…
サキは、色白でぱっちりした目とシュッとした鼻をもつ端整な顔立ちで、身長も162cmでスラッとしている。 上京して7年目のサキはすっかり垢ぬけて、東京のできる女の雰囲気を身にまとい、空にも届きそうな高層ビル街を颯爽と歩く。…