最近の『バレンタインデー』の主流としてはSNSを利用したキャンペーンが多い。
例えば、インスタグラムで「#○○チョコ」など付けて投稿したら、ギフトカードやらプレゼントされるなど企業も色々と施策を打ち出している。
今回は、マス広告(新聞・ラジオ・雑誌・テレビ)に広告を打たなくても、SNSや口コミで広がった、世界の面白いアイディアのプロモーションを見てみましょう。
01.
キスマークが、切手代わりに
2015年に、オランダ郵便局『PostNL』がバレンタインに面白いキャンペーンを実施した。
バレンタインデー前日の2月13日限定で、バレンタインカードを送る際に、切手の代わりに、チュッと口紅で「キスマーク」をつけることで、2月14日のバレンタイン当日に相手に届けてくれるという面白い企画。
これは、若い世代のコミュニケーションがスマホの普及によるデジタル化に危機感を抱き、手紙の「温もり」を改めてPRしようというキャンペーンだ。
このキャンペーンは、たちまち話題となり、SNSなどの口コミで拡散され、バレンタインデーにカードを贈る人が、昨年度より『283%』増加したとのこと。
02.
愛を形にして証明する
コカ・コーラがグローバルで展開している“Happiness Project”のバレンタインデー・バージョン。
ショッピングモールに設置された自動販売機。
恋人達がこの自販機の前で抱き合ったり、キスをしたりして愛し合う、つまり『愛を形にして証明』する。
すると、自販機からコーラが2本落ちてくる仕掛けになっています。
恋人たちはもちろんのこと、周りにいるギャラリーの人たちも「ほっこり」するキャンペーンですね。
世界の『コカ・コーラ』のキャンペーンや広告にはいつも驚かせられます。
この2つは、5年ほど前のプロモーションとなるが、時代の流れは関係なく、月日が経った今でも色褪せることなく、温もりのある『素晴らしいコンテンツ』であることは間違いない。
1WAYコミュニケーション(片道:一方的)ではなく、2WAYコミュニケーション(往復:送り手と受け手の双方間)で楽しめる・心温まる商品プロモーションを提供する企業が日本で、そして鹿児島でも増えてくれる事を願います。