ふるさと納税とは、好きな市区町村への寄附のことを言います。
寄附をすると、税金が控除され、寄附した地域からお礼の品として美味しいお肉やお魚など様々な商品がもらえます。
寄附の仕方は通販などと一緒で簡単です。
※お礼の品がもらえないこともあります。
動画だと分かり易いですので、ご覧ください。
ふるさと納税の2ステップ
①あなたが選べる
ふるさと納税は、旅行でいったことある町や、 返礼品が魅力的な地域、あなたが欲しい返礼品を選んで寄付をすることができます。
※基準に沿わないものは掲載していない。
②あなたが払う税金が控除
寄附したお金が、今年払った所得税から一部戻ってきて、さらに翌年の住民税から差し引かれます。
※寄附金は現在お支払いいただいている住民税の約2割が控除の上限の目安。寄附した金額のすべてが控除されるわけではない。
※確定申告をした場合のみ、所得税、住民税から還付・控除されるが、ワンストップ特例サービスを使った場合は確定申告が不要となり住民税からの控除となる。
控除の対象額
2,000円を超えた額に対して控除が適用。
つまり、2,000円以下だと自己負担となる。
例として、
年間で10,000円をふるさと納税した場合、控除になるのは8,000円です。
年間50,000円だったら、控除は48,000円ですね。
もっと具体的にいうと
例えば年収500万円の独身サラリーマンが50,000円を寄附したとする。
すると、所得税から9,600円が戻ってきて、翌年の住民税から38,400円が減税されて、実質自己負担額2,000円で寄附額に見合った返礼品が手に入るのだ。
ス。。スゴイ。。(汗)
決して怪しい会社が運営しているわけではありません。
しっかりと地方自治体や国が介入しているだけのことはありますね。
しかし、学生や主婦の方の場合、全額自己負担での寄付になる場合があるので、注意が必要です。
また自分の給料や、他の社会保険料控除によっても限度額が変わってきますので、シミュレーションや目安で、ざっくりとした上限額を把握しておいてください。
返礼品は、日用品から旅行や航空券などの割引券、ユニークなサービスまでめちゃめちゃ豊富な品揃でした。ぜひご覧ください!
寄附金の「使い道」は?
これも各自治体ごとに「使い道」が提示されており、遠い故郷の学校の後輩のため、懐かしい景色の保存や修理のため、故郷の発展のためなど様々です。
返礼品の基準だけではなく、「使い道」で選ぶこともできます。
各地域のユニークな返礼品
①青森県弘前市「弘前城の一口城主」:寄付金1万円
出典:http://www.hirosakipark.jp/15065.html
弘前城本丸の石垣修理に向け、弘前市が「一口城主」を募集しています。
個人寄付者には、城主証交付のほか、弘前公園内に設置する芳名録への記載、石垣工事見学会での特別待遇といった特典が与えられるとのことです。寄せられた寄付金は、石垣の事業費に充てられます。年配者の方に人気がありそうですね!!
②山形県天童市「Jリーグチーム1日社長体験」:寄付金100万円
出典:http://www.furusato-tax.jp/japan/prefecture/item_detail/06210/20105
J2モンテディオ山形の一日球団社長を体験できる返礼品です。選手が着用しているものと同じ球団公式スーツやネクタイを身に付け、球団職員約20人を前に訓示。役所訪問のほか、クラブハウスを見学し、ホームの試合は選手の出迎えや記念撮影を行いVIP席で観戦という特典が盛りだくさんです。是非、鹿児島ユナイテッドFCもやって欲しいですね!!
③奈良県王寺町「マンホールのふた」:寄付金30万円
出典:https://jp.pinterest.com/pin/475340935648823269/
「小さな面積の町で特産品にも乏しいので、できるだけ面白いものを提供したい」(政策推進課)と企画した返礼品が 「マンホールのふた」だそうです。同課担当者によれば、「返礼にマンホールを贈るのは、全国でも王寺町だけではないか」という。
ふたは直径60センチ、重さ40キロで、町木「ウメ」と町花「サツキ」、地域のシンボル「和(やわらぎ)の鐘」が描かれている。20万円以上の寄付者に贈られるのは無着色、30万円以上は色付きで、いずれも限定20セット。
最近、巷では「マンホールマニア」がいるほど、熱いらしいです。理由は、マンホールがオシャレになってきている事と地域によってご当地マンホールがあるようで、写真をとっては自分のコレクションとして集めているそうです。
④宮崎県日南市「豪華クルーズ旅行8日間」:寄付金60万円
出典:http://www.city.nichinan.lg.jp/
世界的なクルーズ会社であるプリンセス・クルーズの、日本生まれの大型豪華客船ダイヤモンド・プリンセスで巡るクルーズの旅「にっぽん南国めぐりと韓国8日間」(日程:8月24日(水)〜8月31日(水))が、宮崎県日南市で実施しているふるさと納税の返礼品として取り扱われることになり、ふるさと納税の返礼品として、クルーズ旅行商品が提供されるのは、全国でも初めての試みでした。本当にすごいですね。寄付金がほとんど控除・還付されるにしてもお得感しかないですね。
⑤和歌山県有田市「市長オススメ本3冊」:寄付金1万円
いろんな意味で面白いですよね。これは市長が寄付された方の情報をもとにオススメの本を3冊選んで、メッセージつきで送ってくださるみたいです。むしろ市長が大変そうですね。。本が好きな子供は、「市長から届いたよー」って言ってあげてプレゼントしたらすごく喜ぶと思います。
※現在の返礼品とは異なる可能性があります。
さて、本題!鹿児島県といっても自治体が全43市町村*⁶(19市・20町・4村)あるので、種類や銘柄は抜きにして代表的なものを5つ紹介します。
*⁶:平成22年3月23日当時
鹿児島県の返礼品
①鹿児島県産黒毛和牛:寄付金1万円~
出典:http://www.furusato-tax.jp/
焼き肉用・すき焼き用・しゃぶしゃぶ用・とんかつ用など食べ方ごとにも用意されています。
②うなぎ:寄付金1万円~
出典:http://www.furusato-tax.jp/
特に大隅産うなぎなど、シラス台地が生み出す豊富な地下水と温暖な気候の中で、大隅地区養まん漁業組合の皆さんが丹精込めて育てた『鹿児島県大隅産うなぎ』は、全国の消費者より美味しいと大評判の大隅産うなぎです。
③焼酎のみ比べセット:寄付金1万円~
出典:http://www.furusato-tax.jp/
鹿児島市に本社を置く各酒造の本格芋焼酎の5本セット。5種類の焼酎を堪能できます。焼酎好きには堪りません!
④かごしま応援者証:寄付金2千円~
出典:http://www.furusato-tax.jp/
鹿児島県内の観光・文化施設(仙巌園・尚古集成館・歴史資料センター黎明館など約60施設)等において入館料等の割引が受けられる「かごしま応援者証」を発行しています。また「かごしま応援者証」をお持ちの方には、お中元・お歳暮の時期に鹿児島の厳選された県産品の「夏・冬の特選ギフト」を特別価格でご案内されるそうです。
⑤ふるさと鹿児島おふくろセット:寄付金1万円~
出典:http://www.furusato-tax.jp/
なつかしい鹿児島の味を再現するための、ぽん酢、だし醤油は開封後冷所保存、味噌は保存料無添加のおふくろセット。意外と都市部のスーパーには売ってないのでうれしいセット商品ではないかと思う。
※現在の返礼品とは異なる可能性があります。
ぜひ、実際に公式サイトよりご覧ください。
鹿児島の返礼品は、届いて後悔しない商品ばかりで、確実に美味しいので、ぜひとも鹿児島県へふるさと納税をオススメしたい。
地域を選んでふるさと納税をすると、商品がもらえて、且つ税金を控除・還付されて、地域に貢献できると考えれば非常に良い制度だと思います。
少しでも『ふるさと納税』に対して興味を持っていただけたら幸いだ。
『貢献』と『節税』で、スマートな大人へ。