今回は桜舞うお花見シーズンということで、東京の桜名所人気No.1の『目黒川』についてご紹介します。
日本気象協会の桜開花情報によると現時点(4/5 15:00)で、東京は『満開』を迎え、鹿児島は『咲き始め』となっています。
鹿児島は満開日予想が4/12となっていますが、今週の天気により桜が散ってしまわないか、少し心配ですね。
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東京は天気にも恵まれ、桜は順調に満開となり、さっそくお花見スポット『目黒川』に行ってきました。
目黒川について
目黒川は、東京都世田谷区~目黒区~品川区を通り東京湾に注ぐ約8kmの川となっています。
オシャレな街の池尻大橋や中目黒や目黒周辺を通り、東急目黒線下の亀の甲橋(品川区)までの約4kmの川沿いの両岸には、約800本の染井吉野(ソメイヨシノ)、枝垂桜(シダレザクラ)、小彼岸桜(コヒガンザクラ)、八重桜(ヤエザクラ)が咲いています。
その桜並木は、ため息が出るほど美しく、周囲にはオシャレなレストランやバーが多く、花見の後に食事やお酒を楽しむ人たちでにぎわっていました。
また、風で舞い散る桜の花びらが川の水面に浮かぶ桜の絨毯『花筏(はないかだ)』が天気や風の具合で見れることが稀にあります。
【電車で行く場合】
・東京メトロ日比谷線・東急東横線中目黒駅より徒歩1分
・東急田園都市線池尻大橋駅より徒歩1分
・JR山手線・東急目黒線目黒駅より徒歩10分
桜の種類について
目黒川に咲いているとされる桜の種類を見てみましょう。
01.
染井吉野
ソメイヨシノ
花言葉:『純潔』『優れた美人』
特徴は、一重咲きの5枚の花弁で、咲き始めは淡紅色、満開になると白色に近づきます。
日本で植えられている桜の約8割は、ソメイヨシノと言われています。
また、気象庁やメディアなどで「桜が開花した」というときの「桜」はソメイヨシノを基準にしています。
02.
枝垂桜
シダレザクラ
花言葉:『優美』『ごまかし』
特徴は、その名の通り木の枝が柔らかく長くしだれています。
03.
小彼岸桜
コヒガンザクラ
花言葉:『精神美』『優れた美人』『独立』
特徴は、ソメイヨシノと似ていますが、少し小ぶりで赤みのある花を咲かせます。
04.
八重桜
ヤエザクラ
花言葉:『豊かな教養』『善良な教育』『しとやか』
特徴は、花はやや大きめで丸くふんわりとした形になり、一輪から非常に豪華に花ビラを重ねる(八重咲き)ものまであります。
別名:ボタン桜
桜(サクラ)の語源
第1の説.
古事記や日本書紀に登場する神話の美しい娘「木花開耶姫(このはなさくやびめ)」の「さくや」が「桜」に転化したものだという説です。「木花開耶姫」は霞に乗って富士山の上空へ飛び、そこから花の種を蒔いたと言われています。そして、富士山そのものをご神体とした富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)は、全国で千以上に及ぶ浅間神社の総本社で、木花開耶姫を祭神としています。
第2の説.
さくらの「さ」は「サ神様」(主に田の神様)の意味で、「くら」は神様の居場所「御座」(みくら)を意味するという説です。田の神が桜の花びらに宿り、田に下りて稲作を守護するというのです。稲作りの始まりと桜の咲く時期が同じころなので、満開に咲く花の下で豊作を願ったのだと言われています。
第3の説.
「咲く」に、「達」という意味の接尾語「ら」が加わったというものです。群れて咲く桜は古来より、咲く花の代表であったことをあらわしていると言われています。
目黒川の夜桜
目黒川は夜もライトアップされ、とても綺麗で東京で人気No.1の桜名所なだけあり、人混みがすごくて交通規制が入っていました。
この花見の時期になると、目黒川周辺の飲食店は言うまでもなく『戦い』が始まっています。
通りには縁日も出店しており、50m歩くのに5分以上かかりました。
人混みが嫌いな方は、あまりオススメできませんが、明るい時間帯も夜の時間帯も桜が綺麗なので、散歩がてら行ってみてはいかがでしょうか。