【吉祥寺】鹿児島の郷土料理と”家族”が集うアットホームな空間を『Bar Ohana(バーオハナ)』

東京の住みたい街ランキングで毎年上位常連の人気の街『吉祥寺』。

交通の便の良さに加え、商業施設も軒並み充実し、井の頭公園を筆頭に自然と住宅街は見事に調和し、学生から家族まで幅広い層が集まる。

そんな街に、パパッと集まれなくなった30歳以上の働き盛りの独身の方、共働きの御夫婦、自炊の息抜きに寄れることのでき、鹿児島の家庭料理を味わえる居酒屋がある。

2005年3月3日オーナー美希さん(当時33歳)が、「お友達が来たら外食に困らない楽しい吉祥寺だけど、ひとりの時におひたしやお味噌汁を食べられるお店がないなぁ」と一念発起し『Bar Ohana』をオープン。

お店は、吉祥寺駅の東口より徒歩1分の風情漂うビルの2階にある。

お店に近づくとさっそく”鹿児島”の文字と鶏の頭が..


(見えにくいが、頭だけの鶏が..「鶏刺しあるよ」って言ってるw)

階段を登っていくと左側のドアがお店の入り口だ。

さっそく元気な声と明るい笑顔で出迎えてくれたのが、お店のオーナー美希さん。

店内は、カウンター10席、4名テーブル席×1 補助席×2名 合計6名様まで入れる作りとなっており、所々に手作りポスターやチラシ、サイン、カウンターには薩摩焼酎ずらっと並び、随所に木材を使用しており店内の雰囲気をより温かくしていた。

メニューには、薩摩焼酎が初めての方へ分かりやすいように『手作り焼酎MAP』があった。

(焼酎愛を感じた。)

さっそくカウンターに座ると、『自家製の梅干し煮』のお通しが。

大根と人参、原木しいたけに梅の香りが染み込んでおり美味だった。

なんとこの梅は、伊集院(鹿児島県日置市)に梅の木20本あり、オーナー美希さんのお母さんが梅干しと梅酒にしているそうだ。

(梅まで自家製とは!!)

次に『きゅうりの豚味噌』、『きびなごの塩焼き』を。

口の中で豚味噌の香りが広がり、きゅうりの水々しさが余計香りを引き立て、きびなごの塩焼きも焼き加減がちょうど良く、淡泊で甘みが美味だった。

さっそくオーナー美希さんに「鹿児島出身の方?」と察していただき、ご自身は吉野出身とのことで市内トークが弾みました。

『霧島地鶏もも刺身』も新鮮でジューシーな味と南九州特有の甘口醤油との相性が抜群の一品でした。

そして、人気No.1の『とろける塩ればー&コリコリ砂肝』。

何と言っても塩レバーのこの大きさ!しっかりとした食感がありつつ、噛むたびにとろけていく贅沢な味でした。

芋焼酎のお供に、カツオの胃袋の塩辛『酒盗』もいただく。

(やっぱ酒盗のお供は、芋焼酎じゃっ!)

お店には東京ではどこも売ってない、ビン詰めされた『酒盗』も買えるのでお土産にもオススメです。

今回の取材で「今の世の中って、フラッといらっしゃるお客さんってみんな”ツイッター見ました”とか”インスタグラム見ました”とかすごい便利な世の中なんですね。だから、頻繁にSNSも更新するし、逆に何もしないと何もない世ですよね。。繋がりは本当に大切にしてます。」とオーナー美希さんが仰っていたのが印象的だった。

Ohana(オハナ)は、ハワイ語で”家族”。

常連さんやはるばる遠方から来店する幅広い世代のお客さんに”まるで家族かのような”アットホームな空間を提供する『Bar ohana』。

今年で13周年、長きにわたり『Bar Ohana』が愛され続ける理由を知れた一夜であった。

お店情報

【店名】Bar Ohana(バー オハナ)
【営業時間】
ランチ:12:00-15:00(滑り込みOK!)
ディナー:18:00~23:00(L.O.22:30)
【定休日】日曜・祝日の月曜日
【住所】東京都武蔵野市吉祥寺本町1-25-4 平田ビル2F
【電話番号】0422-22-9155
【禁煙・喫煙】全面喫煙可(木曜日は禁煙デー実施)
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