鹿児島vsゴジラ『大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA』

日本を代表する怪獣王『ゴジラ』。

そんなゴジラが鹿児島に上陸しているとの噂を聞きつけ、さっそく『鹿児島県歴史資料センター 黎明館』へ行ってきた。

『大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA』とは?

ゴジラ映画のルーツとなる『誕生秘話・歴史』を余すことなく紹介し、撮影の『裏側』や実際に使用された『台本・実物模型』などを楽しめる貴重な資料展示、特撮技術体験・立体的に浮き上がる映像・スマホ連動のARなど、五感で楽しめる、さまざまなアトラクションもあるイベントとなっている。

ゴジラシリーズについて

ゴジラには、年代別に主に4つのシリーズがあります。(2017年当時)

①昭和ゴジラシリーズ

【シリーズ作品数】
全15作品

【シリーズ期間】
1954年(昭和29年)〜1975年(昭和50年)

【主な作品名】
ゴジラ/ゴジラの逆襲/キングコング対ゴジラ/モスラ対ゴジラ/三大怪獣 地球最大の決戦/怪獣大戦争/ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘/怪獣島の決戦 ゴジラの息子/怪獣総進撃/ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃/ゴジラ対ヘドラ/地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン/ゴジラ対メガロ/ゴジラ対メカゴジラ/メカゴジラの逆襲

【シリーズNo.1観客動員数作品】
・作品名:『キングコング対ゴジラ』
・観客動員数:1255万人

②平成ゴジラシリーズ(VSシリーズ)

【シリーズ作品数】
全7作品

【シリーズ期間】
1984年(昭和59年)〜1995年(平成7年)

【主な作品名】
ゴジラ/ゴジラvsビオランテ/ゴジラvsキングギドラ/ゴジラvsモスラ/ゴジラvsメカゴジラ/ゴジラvsスペースゴジラ/ゴジラvsデストロイア

【シリーズNo.1観客動員数作品】
・作品名:『ゴジラvsモスラ』
・観客動員数:420万人

③ミレニアムシリーズ

【シリーズ作品数】
全6作品

【シリーズ期間】
1999年(平成11年)〜2004年(平成16年)

【主な作品名】
ゴジラ2000 ミレニアム/ゴジラ×メガギラス G消滅作戦/ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃/ゴジラ×メカゴジラ/ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS/ゴジラ FINAL WARS

【シリーズNo.1観客動員数作品】
・作品名:『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』
・観客動員数:240万人

④2010年代シリーズ

【シリーズ作品数】
全1作品(公開予定:1作品)

【シリーズ期間】
2016年(平成28年)〜現在

【主な作品名】
シン・ゴジラ/GODZILLA 怪獣惑星(公開予定:初の長編アニメーション映画)

【シリーズNo.1観客動員数作品】
・作品名:『シン・ゴジラ』
・観客動員数:560万人

鹿児島が舞台の作品

『ゴジラvsスペースゴジラ』

【公開日】
1994年12月10日

【鹿児島が映るシーン】
ゴジラが鹿児島湾から上陸するシーン。

『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』

【公開日】
2001年12月15日

【鹿児島が映るシーン】
鹿児島県・池田湖では11人の若者が怪獣の吐いた糸で繭に包まれた状態で遺体で発見されるという怪事件が続出していたシーン。

イベントの楽しみ方

01.
ジオラマがすごい!

桜島とゴジラとモスラがコラボレーションした『桜島の闘い』。

細い箇所まで精密に制作されたジオラマ。

映画では、例えピントが合ってなくても、忠実に再現して撮影していると思うと、製作側の方々の時間とお金と情熱が染みているジオラマなんだろうなと感動が込み上げてきた。

あの中央公園近くの西郷さんもゴジラに巻き込まれる。

『ちんがらじゃっど。。』(めちゃくちゃだわ!)

電車好きと車のミニチュア好きにはたまらんでしょう。

02.
VRがすごい!!

シン・ゴジラの世界がVRで体験できます。

超リアルで思わず『うわーーーー』と声が出てしまう。

リアルにゴジラが感じれる。

普通にPlayStationVRも欲しくなった。

03.
実際に使われた模型

ゴジラの『足と背びれ』は実際に使われた模型で、触ることができた。

ゴム製で作られているのか!?と思うくらい柔らかかった。

人と同じくらいの大きさの『ゴジラ』と『カイザーギドラ』。

※カイザーギドラ:『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)
→ゴジラに次々と撃破されたX星人が最後の切り札としてモンスターXを呼び寄せ、そのモンスターXの強化変身携帯がカイザーギドラとなった。

シン・ゴジラの鎌倉から再上陸し、人間側が兵器を使用して多摩川のラインで食い止めようとする『タバ作戦』シーンを再現。

04.
貴重な資料展示

付箋が貼ってある感じが撮影当初の風景を想像させる。

05.
グッズの販売

ゴジラと一緒に写真撮影もできるので家族やカップル、友達同士でも楽しめる内容となっている。

今回は、会場内の歴史ゾーン以外の撮影OK箇所のみ掲載しておりますので、ゴジラ初心者の方もゴジラファンの方も『ゴジラの歴史』を楽しめるので、ぜひ足を運んで欲しい。

イベント情報

【イベント期間】
2017年7月14日(金)〜9月3日(日)

【チケット料金】
一般・大学生 1,200円
小・中・高校生 700円
3歳~小学生未満 300円
※前売り券&20名以上の団体割引料金あり

【開館時間】
9:00~18:00
※最終入館は17:30まで

【休館日】
7/18(火)・24(月)・25(火)・31(月)、8/7(月)・21(月)・25(金)・28(月)

【アクセス】
鹿児島県歴史資料センター 黎明館
〒892-0853 鹿児島市城山町7番2号 Tel(099)222-5100<代表>

間も無く終了となるので、まだ行ってない方はぜひ『大ゴジラ特撮王国KAGOSHIMA』へ!!!!