【vol.8】オーストラリア パース在住:Mayuko Izumi

vol.8
積極的に海外に出た経験が、
今では私の大切な財産。

【NAME】
Mayuko Izumi

【ADDRESS】
オーストラリア西オーストラリア州パース在住

【CAREER】
垂水市立境小学校
垂水市立牛根中学校
鹿児島県立国分高等学校

小学生~高校生の頃はどんな子供でしたか?

小学校の頃から活発でずっとバレーボールを小学2年生から中学3年生までしていました。

キャプテンをずっと務め、バレーボールや陸上競技の大好きなスポーツ少女でした。

かなり小さな田舎町で育ったため辛抱強くかなりガッツはあった方だと思います。

高校生になってからは、ヒップホップダンスを始めて高校生活はほぼダンスをしてたと言ってもいいくらいダンス大好き少女でした。

毎日市内まで電車で1時間かけて行って練習に励んでいました。

鹿児島での思い出は?

鹿児島では小・中学生の頃、田舎の垂水市の方で過ごしていたため毎日自然と触れ合っていました。

幼少時代を振り返ってみても、山・川・海が身近にあり、本当に素敵な環境だったなと幸せに思います。

特に中学生の頃、海沿いの通学路で自転車を漕いでいて横に広がる海を見ると、イルカが泳いでいるという景色が今でも忘れられません。

垂水市のオススメスポットは?

垂水市のおすすめスポットは地元の境地区から見える桜島と綺麗な海です。

小学生の頃よく夏場は海辺で花火を友達としていました。

上京のきっかけは?

高校生のときにダンスを習い始めたきっかけで、ダンサーになるため上京することを夢見ていました。

根拠は無くてずっと私は「東京に行くんだ!」と勝手に思い込んでいました。

しかし、高校卒業と同時に上京を夢見ていたのですが、自分で”自立した生活”を送るためにお金を貯める事にしました。

卒業後の10ヶ月ほど宮崎に行き、アルバイトとダンスをする日々を送りながら、お金をコツコツ貯めて、ようやく東京へ行くことができました。

どんな東京生活でしたか?

上京してからはずーっと貧乏生活でした。

アルバイトとダンスレッスンの日々で本当に辛かったのを覚えています。

23歳を過ぎたあたりからはだいぶ楽になってきましたが、思ってた以上に大変な東京生活でした。

しかし、新しくできた東京の友達や、いい環境の職場と出会えて私の東京生活は本当に素敵な毎日になりました。



いかにも下積み時代という感じでしたが、その経験が内面的にもすごく自分を変えてくれた良い経験となりました。

海外での思い出は?

海外は今まで6カ国行ったことがあるんですが、その中でも忘れられないのが24歳の時にダンス留学で3ヶ月過ごしたアメリカのニューヨークです。

全ての見るもの聞くもの感じるもの全てが、言葉では言い表せないほどの衝撃がありました。



海外旅行ではなく住むという経験ができたのも、自分にとってすごく大切な財産となりました。

今までの価値観がそこでガラッと変わりました。

なぜオーストラリアに?

すごく突発的な判断でした。

26歳の頃から自分の将来を考えて「このままじゃダメだ!」と考えるようになり、ダンスレッスンを受けて鏡を見ながら踊っている自分を見て、ふと”ワーキングホリデー”という言葉が降ってきました。

そして、そのまま「よし!一年以内に絶対に行く!」と決意し、すぐにお金を貯める生活に切り替えました。

10ヶ月後には目標を達成してオーストラリアのパースにワーキングホリデーとしてくることができました!



あの頃の”行動力”と”ガッツ”は、今思うとすごいエネルギーだったなと思います。笑

最近楽しかった出来事は?

つい数日前の経験ですが、野生のイルカと泳ぐというアクティビティに参加してきました。




自分の目でしっかりと海の中を泳いでるイルカを見て、感じて本当に感動しました!

これはオーストラリアでしか出来ない経験だと思うので本当に行って良かったです!!

オーストラリア生活で辛かった経験はなんですか?

仕事探しの大変さです。

特に私の住んでいるパースは田舎町のほうということもあって仕事が少ないので見つけるのがすごく大変です。

オーストラリアに来て初めての頃は何もわからないまま、いろんなレストランを歩いて回ってレジュメを配ってという生活が続きました。

そのときは不安ばかりで今でも辛かったのを覚えています。

オーストラリアで「鹿児島」を感じる場所などはありますか?

なんと!パースは鹿児島市と姉妹都市なんです。



この前グーグルマップを見ながら道を歩いていていたらKagoshima parkという公園があって本当にビックリしました!!!

鹿児島出身の私にとってはなんか縁があるような気がしてパースは親しみを感じます。

日本とのギャップに驚いたことは?

価値観の違いです。

オーストラリアは移民が多いので、シェアハウスなどで出会う外国人たちはそれぞれの文化を持っています。

そのため一緒の家に住んでいると価値観の違いをすごく感じます。

日本人だったらこうなのにな〜とか、つい日本人と比べてしまいます。

しかし、いろんな国の人と出会って友達になってという経験はなかなかできないし、すごく新鮮で毎日が楽しいです。

住んでる町はどんなとこですか?

パースは東海岸の都会的な方とは違い、落ち着いた静かな場所です。

私はどちらかというと都会的なところに憧れていたので、初めてパースに来たときはちょっと田舎すぎるかな?と思いましたが、1年以上住んでみると、この自然豊かなパースがすごく心地いいです。



ちょっと車で出かけるだけで綺麗なビーチがあったり、スワンバレーやマーガレットリバーという世界的にも有名なワイナリーがあったりでとても素敵な所です。

オーストラリアのオススメスポットを一つ教えてください。

パースからフェリーで2時間ほどのところにある、ロットネストアイランドです。

初めて行ったときは海の綺麗さに驚きました。

クリアブルーの海でオーストラリアの中でも特別綺麗なのではないかと思います。



大きなペリカンがそこらじゅうにいたり、シュノーケリングをすれば綺麗な魚たちがたくさん泳いでいたりととっても素敵な所です。

今はどんなお仕事を?

英語の勉強も兼ねて、お昼は日本食レストランで、夜はスワンリバー沿いのウォーターフロントBARでウェイトレスとして働いています。

お昼の仕事は毎日おいしい日本食のまかないが食べれるのでオーストラリアの食生活に困ってた私にとって、すごく良い職場です。

ウォーターフロントBARの方では、4回レジュメを配り、なんとしてでも働きたかった職場だったので今働けていることがすごく嬉しいです。



お店の7割がテラス席なので夏場は、波打つ音と風が涼しくて気持ち良いです。

仕事のやりがいを感じる時は?

英語でお客様やスタッフとコミュニケーションが取れたときや、笑顔が見れたときにやりがいを感じます。

日本で働いていたときのようにスムーズにいかないこともよくあるので、何気ないことで嬉しく感じたりやりがいを感じます。

留学やワーホリなど海外へ行こうと考えている方へ。

留学やワーホリは行くのにすごく勇気がいると思いますが、若いうちにいろんな世界を見て感じて過ごしてみるのも人生経験としてすごく価値のあるものだと思います。

私は海外旅行に初めて行ったときは怖くて、住むなんて無理!と思っていましたが、積極的に海外に出ることにより、日本では経験できないようなことを経験して人間的にも成長したかなと思います。

海外へ出ることに迷ってる人は、絶対に行くべき!です^_^

将来の目標は?

一度は諦めたダンサーへの道ですが、今そのダンスを活かしてなにか自分で仕事はできないかな?と考えたときに、大きな夢ができました!

このパースでいつか自分のダンススタジオを経営するのが将来の目標です。

長い長い道のりになると思いますが、目標を大きく掲げればそれに向かって頑張ることができるので、ひとつひとつ頑張っていきたいと思います。

大きすぎる目標かもしれませんが、自分の経験を生かして夢を叶えたいと思います。

Izumiさん、取材のご協力ありがとうございました。

これからも、持ち前の行動力とガッツで夢を叶えてください!

スタッフ一同、応援しております!

カゴモ編集部一同