vol.10
日常の何気ないコーヒーが
“最高の一杯”でありますように。
プロフィール
安田 雄大
【年齢】
29歳
鹿児島県鹿児島市紫原
【現住所】
鹿児島県鹿屋市
小学生~高校生まではどんな子供でしたか?
小さい頃からスポーツをするのも観るのも好きで小学校3年生からソフトボール、中学校では野球部でしたが、途中から身長を伸ばしたいという理由でバスケットボールに浮気しかけました。笑
高校に入ると従兄弟の影響でファッションに興味を持ち、好きなブランドの服を買いたいが為にアルバイトをずっとしていました。
その延長で美容師という職業に憧れを持ちました。
専門学校時代の思い出は?
専門学校時代の良い思い出は、校内予選を勝ち抜いて出場した「アジアビューティーコングレス(ABC)」とういう現役の美容師も参加するコンテテストで審査員賞を獲得したことです。
東京の一線で活躍する審査員の美容師さんに褒められた時は、めちゃくちゃ嬉しかったです。
苦しかった思い出としては国家試験前の追い込みですね。
毎日ヘロヘロでしたが同じ目標持つクラスメートと励まし合い、なんとか免許を取ることができました。
専門学校時代の福岡での生活はどうでしたか?
専門学校時代は本当に学校が大好きで朝も早く行き、帰りもよく遅くまで残っていました。
友達や先生と話したり練習したり。
休みの日は、毎週のように天神・大名に行き大好きな洋服屋でずっとおしゃべりしたり、人間観察をしていました。
今考えると恐ろしいほどに洋服を買っていましたね、、、。
専門学校の目の前にあった「大濠公園」は好きな場所です。
学校帰りや昼休みによく行っていました。
東京へ上京後はどんな生活でしたか?
東京生活は約1年で短かったのですが、就職を決めずに学校を卒業していたので映画館でアルバイトをしながら就職活動をしていました。
代官山のヘアサロンに就職が決まったのですが、すぐに辞めてしまい鹿児島へかえることにしました。
今のところ、人生で最大の後悔ですね。
コーヒーとの出会いについて教えてください。
鹿児島に帰ってきてからはやりたいことが見つからずにいました。
カフェの雰囲気が好きで休みの日に色んなお店に行っていたのですが、ランチは美味しくても食後に出てくるコーヒーが美味しくないとうお店が当時はよくありました。
カフェなのにコーヒーが美味しくないのは何故?という疑問から、そもそも美味しいコーヒーってどんなコーヒー?と思い、当時バリスタの日本チャンピオンが所属していた鹿児島のコーヒー屋に行ってみたのですが、そこで飲んだカプチーノの美味しさに感動して。
そこからコーヒーに魅了されました。
鹿児島のオススメスポットや好きな場所を教えてください。
コーヒー屋になってしまうのですが、ヴォアラ珈琲とコーヒーソルジャーは最高に美味しいです。
あと個人的には指宿の「たまて箱温泉」は大好きで年に数回行っています。
露天風呂からの景色が絶景です。
エアロプレスの魅力とは?
エアロプレスは空気圧を利用して抽出する器具で、シンプルながらちょっとした淹れ方の違いで驚くほどにコーヒーの味が変わります。
それぞれがオリジナルの抽出レシピを作れるのが魅力の一つです。
あとは元々はフリスビーを作っているアウトドアメーカーが、自分たちが外でコーヒーを飲むために作った器具です。
そのためプラスチックでできていてコンパクトで軽量、そして美味しいコーヒーが入る。
エアロプレスがあれば山登りやキャンプでも持ち運びが容易で美味しいコーヒーが飲めます。
現在働いているお店との出会いについて具体的に教えてください。
以前、働いていたコーヒー豆屋では豆売りが主で、テイクアウトで飲み物も出したりコーヒー教室を行ったりしていたのですが、働いているうちに自分で淹れたコーヒーを目の前でもらいたい!席についてゆっくりと味わってもらいたい!と思うようになり、その時に今のお店のオーナーさんに声をかけていただき働くことになりました。
大会について教えてください。
JAPAN AEROPRESS CHAMPIONSHIPはすごくシンンプルな大会でエアロプレスを使い、決められたコーヒー豆を一番美味しく淹れた人を決める大会です。
今年から地方予選があり、参加者は東京予選36名、名古屋予選18名、福岡予選18名です。
各予選を勝ち上がった12名(東京6名、名古屋3名、福岡3名)が9月24日に東京・青山に集まり決勝大会が行われました。
まず、1番難しのが予選へのエントリーがメールで先着順ということ。
僕は福岡予選にエントリーしましたが受付開始時間ピッタリにメールを送り18名中11番目でした。笑
どの地方予選も受付開始から1分経たずに締め切りだったみたいです。
実力以前に運が一番必要な大会です。
大会はトーナメント形式で、とにかくコーヒーを美味しく淹れた人が勝つというシンプルながらとても勝つのがとても難しい大会です。
審査員は誰が淹れたコーヒーか、どんな淹れ方をしたのか等は全く分からない状態で審査します。
使用するコーヒー豆は統一されていますが、粉の引き具合やお湯の温度、使用する水等で味にはっきりとした違いが生まれます。
6月に行われた福岡予選では名だたる強者揃いでしたが、見事に決勝進出の3名に残ることができました。
決勝大会でも運良く勝ち上がることができましたが、最後の最後で負けてしまい、結果は2位。
優勝した方は、11月に行われた世界大会で見事2位に輝きました。
僕も来年は世界大会で良い結果を残せるようにリベンジしたいです。
今後の夢や目標を教えてください。
今回、JAPAN AEROPRESS CHAMPIONSHIPに参加したことで改めてコーヒーの楽しさや奥深さを感じることができました。
この経験を生かしてお店で一人でも多くのお客様に感動してもらえるような一杯を淹れ続けたいです。
また美味しいコーヒーを飲むことで普段、何気なくコーヒーを飲んでいた方が、日常で高品質なコーヒーを当たり前に飲めるような環境を作っていきたいです。
オススメの1曲
音楽は詳しくないのですが、お店でよくかけてるいるのはこれです!
コーヒーを飲みながら聴いて欲しいです。
安田さんが働くお店情報
【店名】POT A CUP OF COFFE
【住所】893-0013 鹿児島県鹿屋市札元1-24-7 Araheam内
【電話】0994-45-5564
【営業時間】11:00〜19:00
※定休日はこちら
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